奈良古墳群
群馬県指定史跡
古墳時代終末期における13基からなる群集墳です。古墳の構造は、いずれも埋葬施設として横穴式石室をもつ円墳と考えられ、墳丘は開墾により削り取られた部分が多く、石室のほとんどは露出しています。古墳群で最も古い10号墳では、群馬県内でも高崎市のみの少ないトの字型の玄室を確認できます。
出土遺物は馬具類が充実しているのが特徴で、古墳群を形成した集団は馬の生産に関わっていた可能性が高いと考えられています。これらの出土遺物280点が昭和52年に市の重要文化財に指定され、一部が沼田市歴史資料館に展示されています。奈良古墳群で古墳時代の風景に思いを馳せたあと、訪れてみてはいかがでしょうか。
群馬県指定史跡に令和2年(2020)2月21日指定されました。左の画像は7号墳玄室から外を見たところです。
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