沼田公園


沼田公園とは
桜の名所、「沼田公園」。沼田公園のシンボルでもある御殿桜や、公園全体を取り囲むほどの桜(4月上旬~中下旬)約210本が春の訪れを感じさせてくれます。ここはかつて真田氏が治めた「沼田城」があった場所としても有名です。公園内には真田信之とその妻、小松姫の石像もあり、皆さんをお出迎えしています。桜の他にも季節の花が咲き誇り、公園を彩ります。園内の観光案内所ではおみやげの購入もできます。
信之・小松姫が暮らした沼田城址
四季折々に美しい花が咲き、多くの市民や観光客が訪れる沼田公園。春には桜をはじめ、約3,500本の赤や白、ピンクの色鮮やかなツツジが園内を彩る姿は見事です。戦国時代には上杉、武田、後北条氏により激しい争奪戦が繰り返され、後に真田氏が居城とし城郭を整備した沼田城の跡地でもあるため、遺構の一部を見ることができます。
また、公園内には昭和45年(1970)6月17日に国の重要文化財に指定された「旧生方家住宅」を昭和48年(1973)に上之町から現在地に移築し、隣接して同記念資料館があります。
観光ガイドによる公園のご案内も承っておりますので、お問い合わせください。

―桜―
沼田公園内にはソメイヨシノを中心に桜が約210本あります。特に西櫓台の石垣に大きく枝を張る、エドヒガンザクラの古木は御殿桜という愛称で公園のシンボルになっています。

―石垣―
西櫓台の石垣は、真田氏時代のものです。400年以上の時を経て、往時の姿をとどめています。

―鐘楼―
真田信吉が鋳造させた「城鐘」を保護しようと、沼田町役場の北東の隅に建てられた鐘楼を復元したものです。
城鐘は、寛永11年(1634)に真田氏二代目城主真田信吉が鋳造させ、沼田城三の丸の楼に掛けたもので、総高114cm、厚さ6cm、口径67.6cm、全体の型として古式を残し江戸時代初期の代表的なものであり、「この鐘の音は領内領民を安らかにし、領主の長久を祈るもの…」という意味の文が刻まれています。
城鐘は複製が用いられ、沼田市歴史資料館に実物が展示されています。

―ビューポイント―
捨曲輪から、小川城、名胡桃城、明徳寺城、高王山砦方面を一望できますので、戦国大名による攻防に思いを馳せてはいかがでしょうか。
また、日本百名山の谷川岳や上州武尊山、関東百名山の三峰山などの眺望も楽しめます。本丸南西からは、川田城、関東百名山の子持山方面を一望できます。

―信之・小松姫像―
真田氏初代城主真田信之(幸)とその正室小松姫の石像。
小松姫は徳川四天王本多忠勝の娘で、徳川家康の養女となり嫁いだといわれ、関ケ原の戦いの際に敵方となった義父真田昌幸と義弟信繁(幸村)の沼田入城を拒んだ逸話で知られています。
信之は、小松姫に先立たれた際に「わが家の灯火が消えたり」と悲しんだといわれています。
夫婦円満のパワースポットで写真を撮れば、2人のような夫婦になれるかも。

―花―
桜の名所である沼田公園では御殿桜をはじめ、約210本のソメイヨシノが華麗に咲き誇ります。赤や白、ピンクといった色とりどりのツツジは公園内を鮮やかに彩ります。
秋の七草の一つであるオミナエシの鮮やかな黄色と鐘楼とのコントラストはまるで一枚の絵画のようです。
このほかチューリップやセンニチコウなど、四季折々の花を楽しむことができます。
【4月】さくら
【4~7月】つつじ
【4月中旬】チューリップ
【7~8月】オミナエシ
【7~10月】センニチコウ

旧生方家住宅・生方記念資料館
旧生方家住宅は、妻入・板葺の町家で、その様式や技法から見て17世紀末頃に建築したものと考えられていますが、元治元年(1864)の大修理をはじめとして何回かの改築や増築を経ています。
昭和45年(1970)6月17日に国指定重要文化財に指定され、昭和48年(1973)6月に現在地に移築されました。
旧生方家住宅(沼田市ホームページ)

沼田市観光案内所
観光情報のほか、真田に関連するグッズやお土産、物産品などの販売コーナー、沼田にまつわる歴史的エピソードがわかる資料が設置されています。
案内所の詳細はこちら
また、沼田を愛する観光ガイドさんが公園の見どころを案内するツアーもあります。
沼田公園ガイドツアー
【営業時間】3月~11月 9:00~17:00 / 12月~2月 9:00~16:00
【定休日】無休(年末年始を除く)
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