沼田市観光協会

海野塚

bottomimage 海野塚

悲運の親子が眠る地

 真田昌幸は、沼田城を天正8年(1580)6月に手中に収め、真田一族の海野能登守輝幸を二の丸、藤田信吉を本丸城代に、金子美濃守を執事に据えました。
 輝幸の兄の幸光は岩櫃(いわびつ)城代でした。この兄弟をねたむ者の「海野は北条と通ずる」との讒言(ざんげん)を信じた昌幸は、弟の信尹に命じて先ず幸光を急襲して討ち、直ちに沼田城に入りました。
 輝幸は、「主家に二心無き証をたてん」と迦葉山を目ざす途中、岡谷地内で真田勢に追撃されてしまいます。
 輝幸は、真田の検視役・田口又左衛門と沼田一の豪者・木内八右衛門を一太刀で討ち、「無益の殺生はこれまで」と嫡男幸貞と刺し違え自刃したのです。 そして、父子をここに葬り、海野塚と称しました。沼田市指定史跡。

ホームページ
駐車場
  • なし
所在地
  • 〒378-0061 沼田市岡谷町1116-3
アクセス
  • 自家用車
    関越自動車道 沼田I.C.から約5分(約2.5km)
  • 公共交通機関
    JR沼田駅から迦葉山行きバス23分「岡谷上」下車 徒歩約2分(180m)
お問合せ
  • 沼田市役所 文化財保護課
  • TEL:0278-23-7565
  • FAX:0278-23-7566